記事のアーカイブ

「心癒される風景」を掲載しました

2013年11月22日 13:46
    誰にでも「心癒される風景」があると思います。 そこに行けば、悩みやストレスやイライラした気分さえも忘れてしまう。 イタリアには、過去・現在・未来を自由に行き来できそうな、魅力的な場所がたくさんあります。 時間が止まり、風景と自分が一体化できる、そんな「心癒される風景」を、イタリア人たちに語ってもらう企画をスタートしました。   第一回は「マルケ州の丘」(これはUno氏の個人体験)。 第二回は「サルデーニャのヌオーロにあるオルトベーネ山」。NHKイタリア語講座の講師、エヴァ・カンベッダさんが紹介します。ぜひご一読ください。 (UNOの活動内に掲載)

「心癒される風景」 NO.2 サルデーニャ・オルトベーネ山

2013年11月21日 21:36
サルデーニャ オルトべーネ山   Monte Ortobene,Sardegna ~Eva Cambedda(エヴァ・カンベッダ)さんにとっての癒しの風景~   サルデーニャと聞くと海を連想する方が多いと思いますが、サルデーニャ人にとっては山はもっと身近な存在。 私の好きなオルトべーネ山は、Nuoro(ヌオーロ)にあります。この山には救世主キリストの像があり、山頂からはうっすらと青い海が見えます。 自然の香りに包まれて、至福の時を過ごすことができるところですよ。 Photo by Eva...

「船」 ジュゼッペ・ウンガレッティのポエム

2013年11月21日 16:16
「船」 船はゆく ひっそりと 夜の静けさのなかを 遠く 灯りが見える 家々のあいだに 「NAVE」 Va la nave,sola nella quiete della sera. Qualche luce,appare, Di lontano,dalle case (Giuseppe Ungaretti)  

「癒し」の国、イタリア

2013年11月21日 11:58
イタリアを舞台に、「癒し」をメインテーマにして、旅、映画、本、音楽などを取り上げます。 また、近日出版予定の「広報ほど素敵な仕事はない」も紹介します。    

「心癒される風景」 NO.1 マルケ州の丘

2013年11月20日 22:04
  まずは、イタリア人の「心癒される風景」をご紹介する前に、僕自身の体験を語ろう。   観光客にはなじみが薄いが、マルケ州の丘は捨てがたい。 アンコーナからイェージを抜けてファッビアーノに向かえば、 黄・緑・茶の三色のパッチワークのような丘が なだらかな曲線を描いて、旅人を迎えてくれる。 南へ進路を変えれば、夏にはオペラの祭典を楽しめるマッチェラータに辿り着く。 周辺には、母親の胸のような慈愛に満ちた丘がある。 ある日、僕は女友達と丘の中腹に立つ古い農家を改装したレストランに入った。 屋外にテーブルが並べてあったので、外で食事をすることにした。 マルケは海の幸も山の幸も豊

ザックジャパンは「脅威」

2013年11月17日 11:17
16日に行われたサッカー国際親善試合で、前回W杯準優勝の強豪オランダと2-2で引き分けた日本代表。アルベルト・ザッケローニ監督の母国イタリアでも新聞各紙が、その健闘に賛辞を贈っている。 「ラ・ガッゼッタ・デッロ・スポルト」電子(Web)版では、「ホンダが日本を救う」との見出しで、同点ゴールを挙げた本田圭佑(CSKAモスクワ)のプレーをクローズアップ。 来年1月にセリエA・ACミラン入りが内定している本田。「未来のミラニスタは、(同点ゴールの前にも)ポスト直撃のシュートや香川に決定的なパスを出すなど、明らかにトップコンディンションにある」と、その好調ぶりを伝えた。 日本代表に関しては「後半は日本

イタリア失業率、上昇中

2013年11月16日 20:23
イタリア国立統計研究所(ISTAT)が7月に発表した5月の失業率は12.2%と前月の12.0%から上昇し、過去最悪となったという。 若年失業率は38.5%(若年層の100万人以上が失業中だ)。 意外なことに高卒者より大卒者のほうが失業率は高い。低学歴のほうが単純労働に抵抗感がないからだろうか。 人口に対する働いている人の割合を示す就業率は56.0%で前月から変化なし。 イタリア経済は2011年半ば以降マイナス成長を記録し続けていて、戦後最長の「景気後退」に陥っており、企業の人員削減が続いているという。 政府は若年層の雇用対策を最優先課題に掲げており、失業中の若者を採用する企業への新たな税優遇措

美しいQuaderno(ノート)

2013年11月16日 17:04
イタリア・オリベッティの友人から、以前いただいた「Quaderno(ノート)」。 表紙にOlivettiのロゴ。 あとは、すべてノート。社名も、ISOも再生紙何とかという説明も何もない。 要は、すべての無駄を省いている。 まるで、カプリ島に到着した船のアナウンスのようだ。「カプリ!」。  

俳句をイタリア語で詠めば

2013年11月16日 14:31
俳句をイタリア語にするのはとても難しい。 まずイタリア人と日本人の自然の感じ方が違うからだ。 以前、妻がイタリアに仕事に出かけていて、僕と息子は留守番役であった。 で、フェイスブックに「今夜は天ぷら。妻はいない。独活(うど)を買ってみた。 若い茎はやわらかくて、おいしかった。そこで一句。 『まつすぐに連れはイタリア独活きざむ』」と書いて、続けてイタリア語で、 「mia moglie va in Italia   senza pensieri  e trito...

フォー

2013年11月15日 15:03
最近、渋谷にあるベトナム料理の店「ハノイのホイさん」に友人と通っている。 好物のフォーがとってもおいしい。 そこで一句。 「ベトナムのフォーに吐く息冬のいろ」
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