記事のアーカイブ

連載企画「ローマ、癒しのスポット」近日スタート!

2014年07月19日 01:17
『ローマ、癒しのスポット』と題した連載企画が近日中に本HP上でスタートいたします。「ローマは非常に愉しい夢だ。すべてが私を楽しませる。石さえ語るように思われる。見るものは尽きることがない」(モンテスキュー)「地上に比較すべきものはない。魂はゆり動かされ、高められ、静かな幸福感に浸される」(スタンダール)--古今東西の偉人・才人らの心をひきつけ、愛され続けてきた「永遠の都(Citta' eterna)」はまた、「癒しの都」という側面も持ちます。これまで、その歴史や美術遺産に関しては多くのことが語られ、日本語でも多くの書籍・文献がありますが、SPAZIO...

「かな」の魅力

2014年07月18日 17:50
銀座の鳩居堂で、かなの第一人者、山崎暁子先生の作品を拝見しました。 ひとつは、北原白秋のうた。 「からまつの林を過ぎて からまつをしみじみとみき からまつはさびしかりけり たびゆくはさびしかりけり」 からまつ林の静寂が、ひしひしと伝わってくる書に感動。 もうひとつは、自詠の作品。 「しどけなく花ひろげたる白牡丹 ことしの春もきはまゐらしも」。 やっぱり、書はいいですね。    

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2014年07月18日 17:39

トレーナーという仕事

2014年07月15日 15:08
先日、シンクロナイズド・スイミングの元オリンピック選手、大金ユリカさんにお会いして、 興味深いお話を沢山伺いました。 その一部をご紹介いたします。   「一般的に馴染みの薄い言葉ですが、『セルフ・コンディショニング』とは、 痛みや不調は結果であり、その原因を全身のバランスや姿勢、動作のクセなどから、 一緒に見つけ出し、マッサージやストレッチ、運動を取り入れながら、 自身で正していきましょう!ということなんです」。 「YUKKAスポーツマッサージ」を開設して、17年目を迎えるそうです。 自分の本来の良い体調を取り戻したいという意識を持った方に気軽に訪ねてもらいたい という思いが開設のき

句集「我ひとり故に我あり唐辛子」出版

2014年07月08日 22:51
2年間書き連ねた俳句を一冊にまとめた、句集「我ひとり故に我あり唐辛子」を上梓いたしました。 キンドル版です。影響された俳人は、母と正岡子規と夏目漱石、でしょうか。 俳句の良さは、巻末の「俳句で遊ぶ」にも書きましたが、コトバをそぎ落としていく行為にあると思います。 ともあれ、これからも句作に専念していきたい考えです。

ひまわり俳句新聞23号を発行しました

2014年07月05日 23:53
ひまわり俳句新聞23号 <母の俳句>   七月や地団駄を踏む脚も萎え   星七ッ放ッ大空てんとう虫   雉鳴くや刹那の声の天を突く   マンションの居心地問われ吊忍   青梅の琥珀に移る砂糖漬け   梅干しの天神様に歯が立たず   いまさらに何ぞ清めむ御禊かな   鎌倉の馴染みの寺の七変化   あじさいや雨たっぷりとおいしそう   草臥れて腰をおろせば草優し   大輪の花の軸ずれ芙美子の忌   道草や草に指さしなんだっけ   夏川の流れ堰き止むはげしさや &nbs

ラストゲーム

2014年06月29日 17:27
ラストゲームになった。負けて、大会一回戦で退いた息子は、さばさばした表情だ。 「人生で皆とこんなに楽しい経験をしたことはなかった」と、挨拶したそうだ。 観戦に訪れた僕は、幸い、尿管結石の疝痛もなく、観戦できた。 作句はすんなりできた。まだ推敲の余地はありそうだが。 「ずっしりと球を受け止め夏来る」 「落球の落ちてますます夏白し」 「打ち上げた球の真下の蝶々かな」 「先輩も後輩もいざ夏の陣」 思い出はあればあるだけいいものだ。

尿管結石

2014年06月28日 21:00
ワールドカップで日本の予選敗退が決まった夜、突然激しい痛みに襲われ、救急車を呼んだ。 横浜の大病院の救急に運ばれたものの、すぐに処置されるわけでもなく、 ただ痛みに耐えるしかなかった。 その疝痛のつらさは、七転八倒ではなく、「七転罵倒」だ。 泣くに泣けず痛みにじっと耐えること数時間。 CT検査結果は、「尿管結石」。そこで、やっと納得! ともかく、座薬をしてもらった。そして、痛みがおさまり、夜中に帰宅。   その日はそれでよかったのだが、翌日から、痛みのシンフォニーが始まった。 第一楽章はフォルティッシモ(激痛)。およそ40分間。第二楽章はフォルテ(やや激痛)。 こちらは1時間くらい。

オリーブオイルソムリエ

2014年06月08日 20:02
イタリアのオリーブオイルソムリエの女性にお話を伺った。いや、目からうろこ。オリーブオイルの奥深さを教えていただきました。   今や老若男女を問わず人気のオリーブオイル。美と健康の代名詞と呼んでも過言ではありません。 古代から神聖な樹木とされているオリーブに魅せられた大石知子さんは、オリーブオイルを中心とした食生活でアトピー体質を改善した一人。 「自然由来のEXV.オリーブオイルは体に良いと信じて使い続け、その効果を確信しました」。 イタリアオリーブオイルソムリエ協会が認定する「オリーブオイルソムリエ」の資格を取り、 イタリア関連団体やデパート、カルチャーセンターで普及活動に務め、オリ

現代俳句協会のインターネット俳句

2014年06月01日 18:25
現代俳句協会のインターネット俳句に投句したところ、そのうちの一句が最高点(7点)をいただいた。 「白球のまっすぐはねる立夏かな」。 この句、息子のバッティングセンターにつきあったときに詠んだもの。 いつも考えすぎてしまうけれど、このときは「無心」だった。ふと浮かんだ言葉で、 自然に詠めたわけだ。 やっぱり俳句は面白い。 因みに、ほかの句は、 「春駒やひかりを蹴って草千里」「雨宿り猫と聞き入る春の音」がともに2点。 「夏きざすちょっとそこまでイタリアへ」が1点でした。
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