「かな」の魅力

2014年07月18日 17:50

銀座の鳩居堂で、かなの第一人者、山崎暁子先生の作品を拝見しました。

ひとつは、北原白秋のうた。

「からまつの林を過ぎて

からまつをしみじみとみき

からまつはさびしかりけり

たびゆくはさびしかりけり」

からまつ林の静寂が、ひしひしと伝わってくる書に感動。

もうひとつは、自詠の作品。

「しどけなく花ひろげたる白牡丹

ことしの春もきはまゐらしも」。

やっぱり、書はいいですね。