セリエA日本人選手情報
バベルの塔~外国人選手のプレーにブレーキをかけるのは、敵ディフェンダーではなく「言語」である
2014年09月08日 15:11
「外国人選手のプレーにブレーキをかけるのは、敵ディフェンダーではなく“言語”である」との見出しで、ガゼッタ・デッロ・スポルト紙のエリザベッタ・ルッソ記者が,、海外でプレーをするサッカー選手・監督らの苦労談を7日付特集面でリポートしている。その中には本田圭佑選手の談話も紹介されている。「現役ナンバーワン監督」との評価が高いポルトガル人のホセ・モウリーニョ氏(チェルシー監督)は、言語をその国の文化ととらえて、習得する能力に長けているという意味でも超一流である。2008年に初めてイタリアにやってきてインテルの監督に就き、初日の記者会見で「Ma io non sono un...
「生まれ変わったケイスケ、イタリア語も上達し、ミラノの町にもなじんできた」ミラン番記者が語る本田好調の背景
2014年09月04日 15:39
4日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙で、アレッサンドラ・ゴッツィーニ記者がミランで2年目のシーズンを迎えた本田圭佑の“変身”ぶりについてリポートしている。「ミランでのニュー・ホンダ」「言葉、町、食べ物~こうしてケイスケは再生した」との見出しが並ぶ記事の中で、ゴッツィーニ記者は、「ホンダは昨シーズンと比べると別人のようだ。モンテナポレオーネでショッピングをし、ベッカムと同じ運転手を雇い、イタリア語を話し、ナガトモと一緒にスシを食べに出かける。そんな彼をインザーギ監督は“偏愛”している」とコメント。チームと町にすっかり馴染んだ本田を紹介している。「ケイスケの“反撃”の裏には、多くの秘密が隠されてい
ミランの基本システムは、エルシャーラウィ・トーレス・メネスが3トップの4-3-3だが、対戦相手や試合状況に応じて右サイドに本田、さらには4-4-2や4-2-3-1も
2014年09月03日 20:38
9月14日に行われるセリエA第2節で、ACミランはアウェーでパルマと対戦する。ラツィオとの開幕戦で鮮やかな先制ゴールを挙げた本田圭佑だが、これをもってスタメンが確定したわけではない。カギを握るのは、9月に入って新たに加わったフェルナンド・トーレス(スペイン代表)、ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(イタリア代表)の移籍組のポテンシャル。3日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「彼らの加入によって戦術に幅が出る」として、「基本システムは、エルシャーラウィ・トーレス・メネスを3トップとした4-3-3。ただ、交代選手がそろっているため、インザーギ監督はレギュラー陣のフォーメーションを固定せず、対戦相手や試合
チームの一体感が生んだ本田の先制点~「10秒02のマジック !」と伊紙が絶賛!
2014年09月01日 23:52
8月31日に行われたラツィオとの今季開幕戦で、前半7分に「股抜き」シュートで先制点を挙げた本田圭佑。翌日のガゼッタ・デッロ・スポルト紙ではオリヴェーロ記者が「10秒02のマジック」とその得点シーンを讃えている。
「君たちはいったい10秒02の間に何ができる?」との書き出しで、同記者はミランの先制点を「スカイスポーツ」の映像を転載してリポート。
試合開始後6分34秒からすべては始まった。ボネーラが自陣でボールを奪うと“ピルロ譲り”の絶妙なパスをエルシャーラウィに送る。エルシャーラウィは相手ディフェンダーを振り払いながら左サイドを猛然と駆け上がると、これまた右サイドから全力疾走でゴールに向かう本田
2014-15シーズン開幕節速報
2014年09月01日 14:58
◇セリエA第1節(2014年8月31日)ACミラン3-1ラツィオ本田圭佑は3トップの右で先発出場。前半7分、左サイドを突破したエルシャーラウィからのグラウンダーのクロスを、右サイドを全力で駆け上がってきてダイレクトで合わせると、冷静にGKの動きを見て股を抜く先制ゴール。その後も後半32分までプレーし、ミランの4シーズンぶり開幕戦白星に貢献した。ガゼッタ・デッロ・スポルト紙による採点は6.5点で、寸評は「先制ゴールの場面では本能が勝った。というのも、優れた足ではない右足(※本田の利き足は左)でのシュートだったからだ。その後も守備面で評価に値するプレーを見せた」。ACミラン各選手・監督の採点は以下