ASローマの選手たちが、モスクワで行われたチャンピオンズリーグの試合(引き分け)後にストリップクラブで気晴らし~サポーターらは「オレたちが苦しんでいるのにアイツらは!」と激怒

2014年11月28日 16:03

25日夜にモスクワで行われたサッカー・チャンピオンズリーグ(CL)の「CSKAモスクワ対ASローマ」の試合後、ローマの選手たちが同市内のストリップクラブに繰り出した。ところが、そこでパパラッチたちに“激写”された写真がロシアサイト《super.ru》などに掲載され、ローマサポーターたちから怒りの声が上がっている。コリエレ・デッラ・セーラ紙やガゼッタ・デッロ・スポルト紙などイタリア各メディアが報じた。

https://www.corriere.it/foto-gallery/sport/14_novembre_26/mosca-sosta-roma-strip-club-34014d66-7598-11e4-b534-c767e84e1e19.shtml

報道によると、ローマの選手たちはCSKAとの試合の後、いったん宿泊先のシェラトンホテルに戻ったが、午前2時ごろタクシーで「赤の広場」に出かけ、散歩を楽しんだ。その後、数名の選手が近くにあるストリップクラブ『エゴイスト・ゴールド』を訪れた。そこで数人のパパラッチたちに“現場”を押さえられたという。

《super.ru》によると「選手たちはパパラッチたちとの押し問答の末、何枚かの『危険な写真』を彼らに削除させた」という。このため、同サイトをはじめとする各メディアには、同店の玄関で選手が出入りする写真しか掲載されていない。その中には、マルコ・ボッリエッロが店に入る姿が含まれている。ダニエレ・デ・ロッシは「悪いことは何もしていない。単に、赤の広場を散歩したかっただけで、その後、数人のチームメイトがそこ(ストリップクラブ)に行くことを決めた」と弁明した。また、フランチェスコ・トッティは同店を訪れていないという。

勝てば決勝トーナメント進出に向けて大きく前進するCSKA戦で、ローマは1-0とリードしながらロスタイムの93分に失点し、痛恨の引き分けに終わり、サポーターたちを落胆させていただけに、その直後にストリップを楽しんだという報道に、サポーターは「オレたちが苦しんでいる時に、アイツらは風俗店で楽しんでいたんだ」と大激怒している。