ACミランに残すべき選手は誰?伊メディア「スカイ・スポーツ」が窮地に陥った名門の来季に関してファンに緊急アンケートを実施

2014年03月17日 13:56

チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリーに2試合合計で1対5と大敗を喫して敗退し、セリエAでも目下11位タイと来季の欧州カップ戦出場すら絶望的状態にあるACミラン。2対4に終わった16日のパルマ戦の後には、スタジアム内でセードルフ監督以下、カカ、バロテッリら主力選手がサポーターらと「話し合い」の場を持つ異常事態となっているが、デジタル衛星放送局スカイの「スカイ・スポーツ・イタリア」はこのほどウェブ上で同クラブのファンに対して緊急アンケートを実施、その結果を14日に発表した。

同調査のテーマは、「今夏の移籍市場において、誰がチームに残り、誰が放出されるべきか」。ファンに対して、来季もチームに残って欲しい選手を各ポジションごとに1人挙げてもらうというもの。投票結果は以下の通り(数字はパーセント)。

▽GK

ガブリエウ 52

アッビアーティ 34

アメーリア 9

コッポラ 5

▽DF

デ・シリオ 63

ラミ 15

アバーテ 13

ボネーラ 3

コンスタン 2

サパタ 1

メクセス 1

エマヌエルソン 1

シルベストレ 0

ザッカルド 0

▽MF

ポーリ 32

モントリーヴォ 31

クリスタンテ 16

デ・ヨング 12

サポナーラ 4

エッシェン 2

ビルサ 2

ムンタリ 1

▽FW

エル・シャラーウィ 39

ターラブト 20

カカ 19

バロテッリ 9

パッツィーニ 8

ペターニャ 2

本田圭佑 1

ロビーニョ 1

以上の結果を踏まえて、「スカイ・スポーツ」編集部では、チーム残留への“合否”判定を行っている。

それによると、ガブリエウ、デ・シリオ、ポーリ、エル・シャラーウィは「賞賛に値し、保護すべき」とし、アッビアーティ、ラミ、モントリーヴォ、ターラブト、クリスタンテ、カカも合格とした。

一方、“戦犯”扱いとなったのは、ボネーラ、メクセス、ムンタリ、ロビーニョ。

さらに本田、エッシェンの新加入組に関しても「情け容赦は無用」とし、バロテッリも「信頼感がない」として不合格としている。

地元大手メディアが「誰が残り、誰を放出すべきか」をファンにアンケート調査することなど、日本ではちょっと考えられないことだが、さすがは「カルチョの国イタリア」というべきか。