ACミランに残すべき選手は誰?伊メディア「スカイ・スポーツ」が窮地に陥った名門の来季に関してファンに緊急アンケートを実施
チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリーに2試合合計で1対5と大敗を喫して敗退し、セリエAでも目下11位タイと来季の欧州カップ戦出場すら絶望的状態にあるACミラン。2対4に終わった16日のパルマ戦の後には、スタジアム内でセードルフ監督以下、カカ、バロテッリら主力選手がサポーターらと「話し合い」の場を持つ異常事態となっているが、デジタル衛星放送局スカイの「スカイ・スポーツ・イタリア」はこのほどウェブ上で同クラブのファンに対して緊急アンケートを実施、その結果を14日に発表した。
同調査のテーマは、「今夏の移籍市場において、誰がチームに残り、誰が放出されるべきか」。ファンに対して、来季もチームに残って欲しい選手を各ポジションごとに1人挙げてもらうというもの。投票結果は以下の通り(数字はパーセント)。
▽GK
ガブリエウ 52
アッビアーティ 34
アメーリア 9
コッポラ 5
▽DF
デ・シリオ 63
ラミ 15
アバーテ 13
ボネーラ 3
コンスタン 2
サパタ 1
メクセス 1
エマヌエルソン 1
シルベストレ 0
ザッカルド 0
▽MF
ポーリ 32
モントリーヴォ 31
クリスタンテ 16
デ・ヨング 12
サポナーラ 4
エッシェン 2
ビルサ 2
ムンタリ 1
▽FW
エル・シャラーウィ 39
ターラブト 20
カカ 19
バロテッリ 9
パッツィーニ 8
ペターニャ 2
本田圭佑 1
ロビーニョ 1
以上の結果を踏まえて、「スカイ・スポーツ」編集部では、チーム残留への“合否”判定を行っている。
それによると、ガブリエウ、デ・シリオ、ポーリ、エル・シャラーウィは「賞賛に値し、保護すべき」とし、アッビアーティ、ラミ、モントリーヴォ、ターラブト、クリスタンテ、カカも合格とした。
一方、“戦犯”扱いとなったのは、ボネーラ、メクセス、ムンタリ、ロビーニョ。
さらに本田、エッシェンの新加入組に関しても「情け容赦は無用」とし、バロテッリも「信頼感がない」として不合格としている。
地元大手メディアが「誰が残り、誰を放出すべきか」をファンにアンケート調査することなど、日本ではちょっと考えられないことだが、さすがは「カルチョの国イタリア」というべきか。