伊ゴシップ誌などがACミランのバルバラ・ベルルスコーニCEOとフィリッポ・インザーギ監督との"熱愛疑惑"を報道~両者は「事実無根の作り話。法的手段に訴える」と完全否定
ACミランのオーナーであり元イタリア首相のシルビオ・ベルルスコーニ氏の次女で、同クラブの副会長兼CEOを務めるバルバラ女史(30歳)とフィリッポ・インザーギ監督(41歳)との間に「熱愛騒動」が持ち上がっている。コリエレ・デッラ・セーラ紙など国内各メディアが報じている。
事の発端は、1週間ほど前にイタリアのゴシップ週刊誌が「2人が関係を持った」と報じたこと。「スーペル・ピッポ」の愛称で親しまれる美男子の指揮官と、若き辣腕女性経営者との"熱愛疑惑"は、ネット上でも燃え広がり、クラブ側が25日に「バルバラ・ベルルスコーニとフィリッポ・インザーギはそれぞれの顧問弁護士に対し、事実無根の作り話を報じたメディアに対して法的手段に出るように指示した」と、異例の声明文を出す事態となっている。
インザーギ氏は現在、モデルのアレッシア・ベントゥーラ夫人との離婚が成立し、独身の身。
一方、バルバラCEOは2人の息子を持つ「シングル・マザー」だが、かつてはミランに所属した(現コリンチャンス)アレシャンドレ・パト選手と2年半にわたって交際し、同選手との破局後の昨年7月からは、モンツァ在住の大学生、ロレンツォ・グエリエリ氏と交際中で、同氏は公の婚約者であると報じられてきた。実際、23日に開催された「ミラノ・ダービー」でも2人はサンシーロ・スタジアムで隣同士に座って観戦しているが、芸能週刊誌「Oggi」などは、このツーショット自体「バルバラCEOとインザーギ監督との関係をカモフラージュするためのものではないか」と推測している。
リーグ戦で5試合勝利から遠ざかり、スクデット争いはおろかチャンピオンズリーグ進出も厳しい状況となっているミラン。ピッチ外での"騒動"が今後どう影響するか注目されるところだ。
(写真は7月の記者会見でのバルバラCEOとインザーギ監督のツーショット=コリエレ・デッラ・セーラ紙オンライン版より転載)