ラストゲーム

2014年06月29日 17:27

ラストゲームになった。負けて、大会一回戦で退いた息子は、さばさばした表情だ。

「人生で皆とこんなに楽しい経験をしたことはなかった」と、挨拶したそうだ。

観戦に訪れた僕は、幸い、尿管結石の疝痛もなく、観戦できた。

作句はすんなりできた。まだ推敲の余地はありそうだが。

「ずっしりと球を受け止め夏来る」

「落球の落ちてますます夏白し」

「打ち上げた球の真下の蝶々かな」

「先輩も後輩もいざ夏の陣」

思い出はあればあるだけいいものだ。