ヨーロッパ最高齢の女性の好物は生卵
日本の人口に占める65歳以上の高齢者の割合はおよそ21、5%。
日本同様、ヨーロッパも高齢化が進んでいますが、中でも20%を上回るイタリアは、
ドイツと並んでトップクラス。
そんなイタリアにヨーロッパ最高齢の女性がいます。
名前は、エンマ・モラーノさん。1939年生まれの115歳。
イタリア北部に位置するマッジョーレ湖畔ヴェルバーニアの、二部屋の小さなアパートで
暮らしています。
「誰からも指図されたくないから」と息子さんが亡くなられたあとは夫とも離婚して
ずっと一人暮らしとか。近くに住む姪に食事の支度をしてもらっている以外は、
すべて一人で家事をこなすというから驚きです。
そんなモラーノさんの元気の源は何でしょうか?
答えは、「毎日食べる生卵3個」だそうです。最近は2個に減ったようですが、
それでも100年でおよそ10万個の生卵を食べた計算になるそうです!
あとは、牛挽肉(生のまま)と野菜スープとバナナが主食。
ご姉妹も100歳、102歳でそれぞれ亡くなったと言うことですから、
遺伝的な影響もあるかもしれないと、カルフォルニア大学の「長寿研究所」は
伝えています。
イタリアの有力紙「コリエッレ・デッラ・セーラ」の記事