チュニジアのテロで亡くなった4人のイタリア人観光客の遺骸が空路ローマに帰還、レンツィ首相がチャンピーノ軍空港に出迎える

2015年03月21日 21:48

チュニスのバルドー国立博物館で18日に起きた観光客襲撃事件で死亡した4人のイタリア人の遺骸が21日午前11時(日本時間午後7時)、ローマ市のチャンピーノ軍空港に到着、マッテーオ・レンツィ首相らが出迎えた。

4人が眠る棺は、遺族やイタリア外務省危機対策局のメンバーらとともに、軍用機ボーイング767で帰還、滑走路で迎えの車に移された後、教区司祭が各棺に祝福を与えた。

レンツィ首相は棺の帰還を見届けた後、同空港施設内で30分間にわたって遺族全員と面談、彼ら一人一人の肩を抱いて慰めた。

4人の遺体は、ローマ市内で司法当局による検死が行われた後、同夜、再び陸軍機で故郷のトリノに運ばれる。

https://roma.corriere.it/notizie/cronaca/15_marzo_21/ciampino-atterrato-tunisi-l-aereo-le-salme-4-italiani-0c4e1098-cfb0-11e4-b8b8-da1e3618cfb1.shtml