トリノサポーターが子供連れでユヴェントゥスの選手たちが乗ったチームバスを襲撃する映像が公開され波紋を呼ぶ
2015年05月05日 23:33
4月26日に行われたサッカーセリエAのトリノ対ユヴェントゥスの「トリノダービー」で、試合前、スタジアム入りするユヴェントゥスのチームバスが大勢のトリノサポーターから襲撃される事件が発生したが、事件の模様を撮影したトリノ警察の公安総情報局(DIGOS)の映像の中に、大人が子供連れで襲撃に加わっている場面があることがわかり、少年犯罪・教育問題に取り組む関係者らに衝撃を与えている。
トリノ警察の調べによれば、2人は父親とその10歳の息子。警察が公開した映像によると、男児は父親に連れられて現場にやってくると、最初は父親や他のトリノサポーターらがバスを蹴ったり石や卵を投げつけているのをながめていたが、やがて自らも何か叫びながら暴力行為に加わっている。