サッカーW杯:イタリアはウルグアイ、イングランドらと“死の組”に
来年6月12日に開幕するサッカーW杯ブラジル大会の1次リーグの組み合わせ抽選が6日行われ、イタリアはウルグアイ、イングランド、コスタリカとともにD組に入った。
イタリアは過去4度の優勝(1934、38、82、2006年)を誇るが、ウルグアイも第1回大会(30年)など2度、イングランドも66年に優勝を果たしている。4チーム中3チームが優勝経験国という、まさに「死の組」だ。ちなみに、コリエレ・デッラ・セーラ紙(電子版)では「un girone di ferro(鉄のグループ)」と表現している。
抽選会の前、「簡単だと評される組よりは、厳しい組に入ったほうがいい」と語っていたチェーザレ・プランデッリ監督は、「難しい組に入ったよね。おそらく、一番厳しい組だと思う。でも、我々は(歴史的に見て)困難に直面した時のほうが、よい準備ができている」と、いつも通りクールな表情。
1次リーグ最終戦となるウルグアイ戦は、相手に比べて1日休みが少なくなる。しかも、試合開始は13時と最も暑い時間帯と、フィジカル面がポイントとなる。「国内クラブチームと連携をしっかり取って、開幕40日前には出場選手を決めて、万全の態勢を整えたい」と抱負を語った。
【イタリアの1次予選日程】※時間はイタリア時間(日本との時差は7時間)
6月14日 イングランド(3時、マナウス)
20日 コスタリカ(18時、レシフェ)
24日 ウルグアイ(18時、ナタール)