「夜遊び」の代償は10万ユーロ(約1400万円)~ユヴェントゥスのヴィダル選手が同クラブから巨額の罰金を科せられる

2014年10月09日 11:07

サッカーセリエAのユヴェントゥスの主力、チリ代表MFアルトゥーロ・ヴィダル選手(27歳)が同クラブから10万ユーロ(約1400万円)もの罰金を科せられることになった。ガゼッタ・デッロ・スポルトが特ダネとして伝えている。

報道によると、ヴィダル選手は今月2日夜に数人の友人とトリノ市内のディスコへ出かけ、そこでケンカ騒ぎを起こしていたという。ガゼッタ紙に掲載された写真は午前5時20分に撮影されたもので、同選手は朝まで夜遊びをしていたということになる。

ヴィダル選手はその後、3日のチーム練習に参加したが、数分ほど遅刻したという。同選手は5日夜に開催されたセリエA第6節ローマ戦でベンチスタートとなったが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督らクラブ首脳陣がこれらの事態を重く見て、スタメンから外したものと見られている。

ヴィダル選手は後半途中から出場、試合はユーヴェが3-2でローマを降し、全勝を守るとともにトップをキープしたが、首位攻防戦を前にしての愚かな行動にチーム側の憤りは大きく、巨額の罰金を科すことを決めたという。

同選手は、コンテ前監督時代にも生活態度の悪さからスタメンを外された過去があり、チリ代表でも、「飛行機に乗り遅れた」と言い訳しながら、実際は競馬場にいたところを写真に取られるなどの騒動も起こしている。こうしたことから、ユヴェントゥスは今季限り、早ければ1月の移籍市場で同選手を他のビッグクラブに移籍させることを真剣に考えているという。

https://www.gazzetta.it/Calcio/Serie-A/Juventus/06-10-2014/juventus-vidal-rissa-discoteca-arrivo-supermulta-90664606841.shtml