"空飛ぶ法王"フランシスコ:ローマ市街の壁にスーパーマンのポーズをとった法王の落書きが出現!

2014年02月02日 12:38

先月28日、ローマ法王庁(バチカン)近くのローマ市内の街路の壁に、スーパーマンのポーズをとって空を飛ぶローマ法王フランシスコ(77)の落書きが出現。この絵は数日で消されたものの、バチカンが公式ツイッターで写真付きで紹介するなど大きな話題を呼んだ。ANSA通信、コリエレ・デッラ・セーラ、レプッブリカ紙などが報じている。

https://www.corriere.it/foto-gallery/cronache/14_gennaio_30/addio-murales-papa-superman-cancellato-comune-decoro-799cf6f2-89e6-11e3-be5b-d457abaa7165.shtml#1

https://roma.repubblica.it/cronaca/2014/01/28/foto/papa_francesco_come_superman_il_murales_a_roma_vicino_al_vaticano-77160423/1/

壁絵には、白色の法衣をまとった法王が、十字架の首飾りを風になびかせ、拳を突き上げて颯爽と飛び立つシーンが描かれていた。左手に持つトレードマークの黒いカバンにはスペイン語で《valores》(価値)と書かれており、一足の靴下がはみ出している(法王お気に入りのアルゼンチンのサッカーチーム、CAサンロレンソのサポーター用スカーフとする記事もある)。マントの中に「Maupal 2014」との作者のサインが見える。

マスコミで大きく報じられるきっかけとなったのは、何とバチカンの広報評議会が公式ツイッターで、「さあ、これがバチカン近くのローマの路上で我々が見かけた光景です」と画像付きで紹介したこと。これで同絵は、単なる落書きではなく、法王庁"お墨付き"の作品となった。すなわち、バチカンは「野蛮行為」との烙印を押すのではなく、逆に法王フランシスコを「若者たちへのメッセンジャー」という「変革の象徴」として提示することを望んだのだ。

壁絵は1月28日に各メディアで取り上げられた後、同30日には消されてしまった。わずか3日の命であったが、若者たちに十分すぎるインパクトを与えたのではないだろうか。