第2節速報
◆9.14 セリエA第2節◆
【ミラン5-4パルマ】
日本代表MF本田圭佑の所属するミランは14日、敵地でパルマと対戦し、5-4で勝利した。本田は開幕戦に続いて右FWで先発出場。前半27分、こぼれ球を拾うと相手DFを引き寄せながらボナヴェントゥーラへピンポイントのパスを送り、先制点をアシスト。1-1で迎えた同37分には、右サイドからのアバーテのクロスをゴール前に飛び込んで頭で押し込む勝ち越し弾。2戦連続でゴールを記録した。ボネーラの退場で新たなDFを投入するため、本田は後半早めの時間帯でピッチを退いた。その後ミランは乱戦となった試合を5-4で辛くも制し、開幕からの2連勝を飾った。第3節は20日にホームで、昨年覇者ユヴェントゥスとの“全勝対戦”に臨む。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙による採点は以下の通り。
メネス 8
本田圭佑 7
アバーテ 7
デヨング 6.5
ボナヴェントゥーラ 6.5
サパタ 6
ムンタリ 6
ラミ 6
ポーリ 5.5
アレックス 5.5
ディエゴ・ロペス 4.5
ボネーラ 4.5
インザーギ 6.5
本田への寸評: ジャック(ボナヴェントゥーラの愛称)へのアシストと、明らかに研究された華麗なヘディングシュート。その後はしばらく孤立していたが、再びゲームに戻ると有益なプレーを見せた。
【インテル7-0サッスオーロ】
日本代表DF長友佑都の所属するインテルは14日、ホームでサッスオーロと対戦、7-0で大勝した。開幕戦はベンチスタートとなった長友だが、“ホーム開幕戦”となったこの日は、負傷欠場のジョナタンに代わって右サイドで今季初先発。ゴールに絡むことはなかったが、後半17分までプレーして守備面で勝利に貢献した。インテルはイカルディがトリプレッタ(ハットトリック)を達成した。インテルの次戦は、18日のヨーロッパリーグ・グループステージ第1節(ドニエプロペトロフスク戦)。セリエAでは21日にアウェーでパレルモと対戦する。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙による採点は以下の通り。
イカルディ 8
コヴァチッチ 7.5
ラノッキア 7
メデル 7
ドド 7
オスヴァルド 7
グアリン 7
アンドレオッリ 6.5
エルナンデス 6.5
長友佑都 6
ジェズス 6
エムバイェ 6
マッツァーリ 7
長友への寸評: しばしばゲームから外れていた。というのもチームメートたちがほとんど左から攻撃を組み立てるのを好み、無視されていたからだ。ただ、守備では冷静だった。