セリエA第8節:ミランはホームでフィオレンティーナ相手にドロー。本田は徹底マークに苦しみシュート0に終わるも、ガゼッタ紙は「及第点」を与える
◆セリエA第8節 ミラン 1-1 フィオレンティーナ(26日)◆
ミランはホームでフィオレンティーナと対戦し1-1で引き分け、連勝は2でストップ。この試合に勝てば3位に浮上できる状況だったが、ウディネーゼとラツィオに抜かれ6位へ後退した。
ミランのシステムはいつもの4-3-3。前線の3人はメネズを頂点に右に本田、左はエル・シャーラウィ。中盤では前節出場停止のデ・ヨングが復帰した。
ミランはセットプレーから先制に成功する。前半25分、メネズが左サイドからファーサイドに上げたCKをサパタが競り勝ってヘディングで中央に折り返すと、デ・ヨングが頭で押し込んだ。
しかし、フィオレンティーナは後半19分、カウンターから途中出場のイリチッチが一気にドリブルで持ち込むと、そのまま左足でグラウンダーのミドルシュートをゴール右隅にたたきき込み、試合を振り出しに戻した。
同点とされたミランのインザーギ監督は、ポーリに代えてMFにボナベントゥーラを投入。同35分にはメネズに代えてトーレスを投入して再び勝ち越しを狙ったものの、試合はこのまま1-1で終了した。
8試合連続のスタメン出場を果たした本田はフル出場したものの相手DFアロンソに抑えこまれ、シュートゼロ。連続ゴールも2試合で止まった。ナポリのFWカジェホンが1ゴールを決めたため、得点ランキングで首位から2位に後退した。
なおインテルは敵地でチェゼーナに1―0で勝った。長友は左ふくらはぎ痛でベンチから外れた。
次節、ミランはアウエーでカリアリと、インテルはホームでと対戦する。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙のミランの各選手への採点は以下の通り。
ACミラン 6
デ・ヨング 7=チームMVP
アバーテ 6.5
ポーリ 6.5
本田 6
エル・シャーラウィ 6
アッビアーティ 6
サパタ 6
アレックス 6
ムンタリ 5.5
ボナヴェントゥーラ 5.5
メネズ 5.5
デ・シーリオ 5
インザーギ 6