セリエA第3節、ACミラン・ユヴェントゥス戦速報

2014年09月21日 12:55

◆ACミラン 0-1 ユヴェントゥス(20日・サンシーロ)◆

ともに2戦2勝で得失点差3ながら総得点で上回る首位のミランが、昨年王者のユヴェントゥスをホームで迎え撃つ形となったが、2戦8発とゴールを量産していた攻撃陣が不発に終わった。対するユヴェントゥスは後半26分、ゴール前に抜け出したテべスがスルーパスを受けてゴール右隅へ押し込み先制、そのまま逃げ切り、暫定首位に立った。

開幕から3戦連続で「4-3-3」の右FWとして先発出場した本田選手は、前半27分、この日ミランにとって最大のゴールチャンスを作った。MFムンタリからのクロスに、相手DFのキエッリーニと競り合い、体勢を崩しながらも巧みに頭でミート。だが、相手GKブッフォンの好セーブに遭い、惜しくもゴールならず。その後は守備に追われる時間が多く、後半38分、パッツィーニと交代。3試合連続ゴールはならなかった。ガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「ホンダのシュートに対するブッフォンのファインセーブが試合結果の分かれ目となった」と分析した。

試合後のインタビューで、前半のシュートの場面ついて本田選手は「どういうふうになったか、まだ自分でも分からない。僕の前の選手(相手DF)が触ったような気もした。それは(映像を)見てみないと分からない。もう少しボールが左に行っていたかなと思っていたけど、思ったよりもキーパー寄りだったんで」と話した。

ガゼッタ・デッロ・スポルト紙による採点は以下の通り(◎はチームMVP)。

▽ACミラン 5.5

◎サパタ 6.5

 本田 6

 エルシャーラウィ 6

 アッビアーティ 6

 アバーテ 6

 ラミ 6

 トーレス 6

 ポーリ 5.5

 デヨング 5.5

 ムンタリ 5.5

 ボナヴェントゥーラ 5.5

 メネズ 5

 デシーリオ 5

 パッツィーニ なし

 インザーギ 6

 本田選手への寸評:「エルシャーラウィとともに守備や相手へのマークに奔走しなければならなかった。そのため、一息入れる時間もなく危険な攻撃を仕掛けることはできなかった。それでもホンダは、頭でユーヴェのゴールを脅かしたが、ブッフォンの素晴らしいセーブに阻まれた」

▽ユヴェントゥス 7

◎マルキージオ 7

 テベス 7

 ペレイラ 7

 ポグバ 6.5

 ブッフォン 6.5
 ボヌッチ 6.5

 アサモア 6.5

 リヒトシュタイナー 6.5

 カセレス 6

 オグボンナ 6

 ビダル 6

 キエッリーニ 5.5

 ジョレンテ 5.5

 ロムロ なし

 アッレーグリ 7