欧州リーグ1次予選、インテルはホームでカラバフに勝利、長友は右MFでフル出場して及第点の出来

2014年10月03日 10:39

<インテル 2-0 カラバフ>

サッカー欧州リーグ(EL)は2日、各地でグループリーグ第2節を行い、長友佑都のインテル(イタリア)はホームでカラバフ(アゼルバイジャン)に2─0で勝利を収めた。

9月28日のセリエAカリアリ戦では前半27分に退場処分となった長友だが、この日はドドやジョナタンがベンチ入りしなかったこともあり、右MFで先発出場。左MFにはダンブロージオが入った。
そのダンブロージオが前半18分、ゴール前のルーズボールを左45度から豪快にミドルシュートをたたき込んでインテルが先制。後半40分にはカウンターからFWイカルディが強烈なシュートを決めてダメ押しした。長友は得点には絡まなかったもののフル出場している。

スコア的には快勝だったものの、消極的なプレーも散見され、サンシーロのインテルサポーターたちからは“抗議の口笛”も沸き起こった。

「カリアリ戦のKOの後で、たやすい試合ではなかった。選手たちは慎重にプレーしていた。ともかく、いまは(日曜の)フィオレンティーナ戦のことだけを考えている」と試合後、マッツァーリ監督は話した。

ガゼッタ・デッロ・スポルト紙の採点によれば、長友は6の及第点。チーム最高点は、得点を挙げたダンブロージオ、イカルディのほかラノッキア、オスヴァルドで6.5。ゲームMVPにはダンブロージオが輝いた。
これでインテルは2連勝で勝ち点6とし、2位サンテティエンヌ(フランス)に4差をつけてF組の首位に立っている。