セリエA第3節《続報》 インテルはパレルモと引き分け連勝ならず、長友はスタメンでフル出場
インテルは21日夜(日本時間22日午前)、今季セリエAに復帰したパレルモとアウェーで対戦、1-1で引き分けた。長友佑都選手は先発フル出場している。
前節でサッスオーロに7-0と大勝したインテルは、中盤の右サイドにダンブロージオ、左サイドに長友を先発で起用。中盤ではエルナネスに代わってグアリンがスタメン入り、守備ラインには出場停止明けのヴィディッチが復帰した。
ところが、試合開始からわずか3分後、そのヴィディッチがミスを犯す。中途半端にボールを持ったまま自陣深くに下がると、バスケスにボールを奪われてシュートを打たれ、リードを奪われた。
インテルは前半42分、長友からのパスを受けたコヴァチッチがオスヴァルドとのワンツーからグラウンダーのシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。後半に入ると、イカルディがFKからゴールネットを揺らすものの、オフサイドで得点ならず。試合終了直前にも、オスバルドが巧みなヘディングでゴールを狙ったが、GKソレンティーノのファインセーブに阻まれ、連勝を逃した。
左サイドハーフの位置からスタートした長友は、その後、ドドがダンブロージオに代わってピッチに入ると、右サイドに移り、さらに4バックの右サイドバックにポジションを変えて最後までプレーした。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙による各選手・監督への採点は以下の通り。
コヴァチッチ 7
ハンダノヴィッチ 6
ラノッキア 6
グアリン 6
オスヴァルド 6
長友 5.5
メデル 5.5
ダンブロージオ 5.5
エルナネス 5.5
ドド 5.5
イカルディ 5.5
ヴィディッチ 5
ジェズス 5
パラシオ なし
マッツァーリ 6
長友選手への寸評: 一時(相手DFの)モルガネッラの前に出ようとしたが、実のある仕事はほとんどできなかった。挑戦はしたものの意味なく終わった(このところの)夜の一つだった。